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半月7巻

短編集その1




ということで、「半月」の7巻です。
短編集ということで、本筋に関係なく気楽に読める内容になっております。
本筋は5巻で終わっているので、都合3冊が「おまけ」ないし「蛇足」になるわけです。これについて一部には抵抗を覚える人がいるかもしれません。が、ファンとしてなるべく多くを読んでみたいという心理があるので、個人的には(歓迎はしないけど)まあおkかなと。破綻してないしね。
# これでぐだぐだになっちゃってたら最悪ですよね。

「拾遺集」ではありませんが、あちこちに書いた短編がそれっきりになってしまい、雑誌のバックナンバーを取り寄せないとどうしようもないとか、しかもそれに変なプレミアがついたりするとか、そういうのを回避してくれたのは純粋にありがたいと思います。

内容についてですが、「another side」というよりは普通の「side story」になっています。
繰り返しますが、気楽に読んで楽しめればいいのではないかと。

収録されている短編は4本。

最初の「雨(前編) fandango」は、本筋でもしばしば用いられた、複数の主人公の話をinterleaveする手法で、夏目やら里香と裕一の学校生活やらを綴ります。
この辺りの話は結構読みたかったところなんで、相当ヒットしました。
きっと需要もかなり多いはずです。

次の「気持ちの置き場所 find my way home」は亜希子さんのエピソードです。
彼女の幼少時代の話を織り交ぜ、(ありがちな文句を使うと)彼女の意外な一面(!)が発見できます:-)

3番目の「君は猫缶を食えるかい? a cat never die」は、裕一以下司、保のエピソードをきっかけとして裕一の父との思い出を描きます。
いくらいい感情を抱いていないとはいっても、中々忘れ去るなんてことはできないものですね。

最後の「金色の思い出 water」は……、病院内でのエピソードを中心に「安楽死」の問題について取り扱います(?)。
実に「side story」的な展開&軽いので、余りその辺りは伝わってきませんでした。
やるなら徹底的にドタバタにするか、それとも始終しんみりさせちゃうかのどちらかがいいと思います。
中途半端ってのはよくないですね。それとも元々あまり意味はなかったのかもしれませんが……。

そして第8巻


えー、8月に出るそうです。つまり短編集その2ですね。
その1の冒頭のやつが「前編」になってたことからも分かると思うんですが、その後編と更に短編3つだそうです。
うーん。おまけが色々付くとは言ってますが、方向性はその1とそれほど変わらないでしょう。
これをどう受け取るかですが、まぁ私としては、脳内補完しきれなかった部分が補えるし絵も見られるしで大歓迎ですね

うん。ファンの人は買っとけば?みたいな。

文体?表現力?


で、久々に「ご本」を読んでて改めて思ったのは、ああ、「ライト」ノベルだなぁと。
軽いんですよねぇ……読みやすいんですが、もうちょっと考えさせられてもいいような気がします。
じゃあ本筋はどうなのかというと、敢えて言うなら思考に柔軟性がないと思います。

挫折とかの描き方は良かったと思うんですが、もうちょっと頭で悩んでもよかったのではないでしょうか。

人に何かを伝えるのって難しいですよね。
言いたいことを言いつつ、しかもそれを世界に内包させて作品として昇華させるのは至難の業だと思います。
作者の橋本氏曰く「書きたくてうずうずしてる」らしいですが、そういったバイタリティの面でもやっぱり物書きってのは偉大だなと。

問題は、理性と感情の混交をどう描くかです。
ちょっと挑戦してみようかな(ぇ


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