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太陽光発電でCO2 -25%は可能か

「世界最大級メガソーラー発電所、関電が起工式 一般供給で国内初」
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/091124/env0911241244000-n1.htm

とあります。
最近、太陽光発電でCO2を減らそう的なお話を良く聞きますが、本当にそれが可能なのかというのを検証したのが、「電気管理技術2009年8月号」掲載のこの記事↓
http://www.engy-sqr.com/media_open/others/itou090919.pdf
(「エネルギー会」ホームページ http://www.engy-sqr.com/index.html に掲載)

要旨は、

  • 自然エネルギーで従来のエネルギーを代替するには、
    1. 量の限界
    2. コストの限界
    3. 質の限界
    4. の3つの限界があり、容易ではない。
  • 発電時にCO2を排出しないエネルギー源として、原発の利用を再考すべきだ。

となっています。

実際、冒頭の太陽光発電所では28,000kWの発電量があるとされていますが、この間の中越地震で被災し、設備が未だに止まっている柏崎刈羽原発は、原子炉1基で定格1,356,000kW(6,7号機)、7基すべてが稼働すれば82,120,000kWの発電量がある計算になり、文字通り桁が違うわけです。しかも太陽光発電は一日のうち数時間しか発電できません。

国内に広大な砂漠があるなど、人が住んでいない土地が大量に余っているというのなら別ですが、日本にはそんな土地はありません。山を切り開いてしまえば、CO2を吸収する森林を失うことになります。

実際、一度は「脱原発」に動いた欧州でもこれを見直す動きがあるとのこと。
太陽光発電と聞くと夢のエネルギー的な語感がありますが、過度な期待はせず、現実的なエネルギー政策を採る必要がある、という話でした。



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