Naknet blog

Nothing to believe, nothing else to believe.

安倍さんお疲れ様でした

本日、安倍晋三首相が退陣の意向を固めました。http://www.sankei.co.jp/seiji/shusho/070912/shs070912001.htm

早速「ネット言論界」(笑)では、「無責任」だの「わがまま」だのという「論調」が出てきておりまして、嘆かわしい限りです。
「常識的に」考えましょう。総理にまでなったほどの人間が、続投を表明して施政方針演説を終えた直後に、「わがまま」でいきなり退陣しようなんて考えるでしょうか?緊急会見では「私が職についていることが障害になっている」ことを理由としていましたが、その裏に「何かある」と考えるのが普通の感覚でしょう。

与謝野官房長官や麻生幹事長は「健康上の理由」を挙げていましたが、やはりこれが大きいのではないかと思います。
首相ったって人間です。私の感覚では、アレだけ盛大に叩かれて平然としていられる方がむしろ不気味です。
逃げたくなるような場面は数多くありましたが、安倍さんはそこで逃げなかった。これからも踏ん張って行きたかったというのが本音でしょうが、やはり一人の人間ですから「健康上の問題」には勝てません。ここで無理をして心身を喪失するようなことになれば、日本国に迷惑がかかると、恐らくそういう意志で決断されたことだと思います。

今までの安倍政権を振り返ったとき、果たして本当に内閣が総辞職するに足るような「重大な失政」があったでしょうか?
「政治と金」などの本質的でない(≒どうでもいい)問題や閣僚の不祥事で叩かれるのは、安倍さんにとって非常に不本意であったに違いありません。
確かに金に関してはきちっとしなきゃいけないですし、総理大臣には人事力も必要だってのは正論ではありますが、一人の政治家を見る時にはもっと重要な視点があるのでは?

ミスリードして騒ぎ立てたマスゴミ、及びそれに吊られた国民は万死に値すると言っても過言ではないでしょう。そういうのがいるから日本は良くならない。
とは言え国民の中では「戦後レジームの何が悪いのか」についてきちんと理解している人はむしろ少数派で、大多数は目の前の生活しか見えないのだから、逆にリーダーは「よく分からないけどこの人に任せておけば大丈夫そう」ってイメージを演出するのも現実的なやり方として必要ではあるんですけどね。

志半ばで職を辞すことが悔しくないはずはありません。私は安倍首相の「成果」を評価しています。一日本国民として、今までよくやってきたとエールを贈りたい。ゆっくり休んで、出来ればまた国政の場に復帰してください。今までありがとう!

(追記)
例の佐藤守氏のblogのエントリが面白かったのでTBせずに紹介してみる。
http://d.hatena.ne.jp/satoumamoru/20070912/1189610175
なるほど。目を見れば分ると。流石ですね。ただ「敵前逃亡」とか「虚弱」ってのは違うんじゃないかと……。

# 『戦後の日本人男性は「虚弱」になった』かどうかにはちょっと興味がありますがひとまず置いといて。

この部分を書いている時点で 2007/09/13 01:45 までのコメントを読みましたが、特に、

じょしゅ 『敵前逃亡もなにも国民ちゃん自身が明けても暮れても背後から銃撃を浴びせているのですから無理はないです。

我々は安倍さんの通してくれた重要法案や安全保障を大切にしなければなりません。

政治意識の低い愚かな国民ちゃんには安倍さんを総理に迎えること自体が分不相応だったのでしょう。

今日は十年後に「その時歴史が動いた」に取り上げられる日なのかもしれません。』 (2007/09/13 01:45)

というコメントの示唆は中々面白いなぁと。

# これ以降に変なコメントが付くかもしれないが、上の記述はその時点までの内容についてのものなので悪しからず。

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