Naknet blog

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Adobe Reader 8.1.2 が落ちる問題。

Adobe Reader 8.1.2がWindows XP SP3クリーンインストール環境などで、「環境設定」などのダイアログを開こうとすると落ちる問題について。
今回この問題に遭遇したのですが、軽くデバッグして原因が判明したので解決法を載せておきましょう。

結論から言うと、原因は、d3dx9_30.dllがロードできないことによるものです。ですので、

DirectX End-User Runtimes (April 2006) Full Download
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=fb73d860-5af1-45e5-bac0-9bc7a5254203&DisplayLang=en

これをインストールすれば直ります。

ちなみに、このDirectXをインストールしても、より新しいDirectXが上書きされるわけではない(存在しないものだけインストールされる)ので、入れてしまっても大丈夫です。

取り急ぎ。

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半年以上も※が続いている

これ ttp://soulwarden.exblog.jp/6469132/ について。

結論としては、まず第一にアニメを作りたいと思った人(事業主体)が、DVDの宣伝を、もうテレビに頼らなくてもいいようにすればいい、ということでしょうか。
ってか電波に乗せるのがDVDの宣伝のためだというなら、その部分はあくまで手段であって目的ではない。金もかかるし、もしタダで宣伝できるなら、放送枠の代金やら広告費やらを殆どなしにできる。その結果、視聴者数が減ってももしかしたらペイできる事業ができるかもしれない。

ということで試算してみました。

まず従来型。首都圏U局ネットで放送して視聴率が3%だったとする。首都圏の人口はWikipediaによれば4237万人だそうだ。単純計算では127万人だが、深夜にテレビをつけているような人はそもそも少ないだろうし、DVDの売り上げ(多くて1万?)を見てもそんなにいるとは思えないので、大分差し引いて50万くらいとする。このために必要な経費は、件のエントリで紹介されている経済産業省の試算によると、4200万円らしいです。
すると人一人にコンテンツを届けるのに4200/50=84万円かかっていることになる。……1人80万って、なんかこの時点で途方もない感じですね。
「いくら売れれば儲かるか?」については、先行研究を引用しましょう。

「あすりーと!」内『【2007/01/20 コラム】アニメDVDはどのくらい売れれば儲けが出るのか? 後編』
http://www.athletefan.com/?p=42

つまり、結論を出すなら、

「1巻4000円の利益が確保でき、制作費が1話1000万円なら、

 2話掲載なら5000枚、3話掲載なら8125枚、4話掲載なら10835枚」

が、「どれくらい売れればDVDで儲けがでるのか」の

一応のコタエと言えます。

さて、ではネットで配信するとどうなるでしょう。
ニコ動ではプレミアム会員がアップできる最大ビットレートは800kbpsらしいです。まぁ事業者がやるんだからプレミアム会員(くらいの扱いになる)のは当たり前ですよね。所詮宣伝なんでこのレートで十分でしょう。ほんで1月に4本作ってアップします。ニコ動のプレミアム会員は月525円(税込)で、1本辺りのユニーク視聴者数を、まぁ少なめに見積もっても1万くらいあるとしましょう。すると1万人に525円ですから、一人当たり0.0525円となります。
実際には公式HPを作ったり、少しはテレビでCMも打たなきゃいけないでしょうから、この通りにはまずいかないと思いますが、破格なのは事実です(というか個人向けサービスなので当然)ね。
ところで、ニコ動までわざわざアニメを見に来るような人は、かなり関心が高いものと推測されます。なので購入レートを10%くらいにしてもいいのではないでしょうか(色々話題になって一見さんが大量に来るとかだと、分母が増えるのでレートは減ります)。
1000人が買うというのはちょっと強気すぎですかね。まぁ弱気でも5%はあるだろうということにすると、500人が買うことになり、1巻4000円の利益とすると、2,000,000円。1巻2話収録で400万円。……う〜ん、足りない。

逆算してみましょうか。1話あたり制作費が1000万、宣伝費諸々含めて1500万かかるとして、1枚辺りの利益が4000円なら3750枚売れる必要があると。動画のユニークユーザー数が1万人なら、1/3強が買わないと割に合わない計算になります。う〜ん。

分母を水増ししますか……。AICがやってる「Candy boy」はニコ動及びGyaoで配信されていますが、ニコ動の再生数はEp.1が319,508、Ep.2が106,618(6/26現在)。二つ合わせて40万で、仮に1%が買ったら4000枚、一応ペイする計算にはなりますね。
Candy boyはフルサイズではなくてハーフサイズ(15分)なので、制作費も多少軽くなることを考えれば、例えニコ動の配信料?みたいなのが525円でなかったとしても、まぁ不可能ではない感じですよね。
そこら辺、AICも色々見極めてるんでしょうね。OHPでもグッズ通販とかやり始めたみたいですし。

コストの計算は上のようにgdgdになってしまいましたが、ネットの場合ユーザーのレスポンスが聞けるというのも大きいと思います。
例えば、企画があったら、とりあえず1話だけ作ってアップしてみて、DVDの予約数がある一定を超えたら続行、そうでなければ中止というようにすれば、製作側が負担するリスクは相当軽くなるのではないかと。
予約数がリアルタイムでチャートになって反映されるwebページとか作れば「盛り上がり」ますしね。いろんな意味で(笑)

件のサイトで「アニメはもう儲からない」みたいなことを言っている人がいましたが、それは当たり前だと思うんですよ。価値観が多様化して、一家全員でテレビではなくて、お父さんは新聞、お母さんはテレビ、お兄ちゃんはネットとかになると、もう、万人受けするのをぶち上げて……っていう「戦艦大和」方式は既に通用しませんよね。アニメに限らず。
「ロングテール」という言葉が出てきて久しいですが、オタク向けのアニメなんかはまさにその尻尾の最先端(笑)なわけで、ただでさえ斜陽で、ユーザーからのフィードバック手段に乏しいテレビというメディアは、もう見切りはつけたほうがいいんじゃないかと思います。

だから、ニッチな企画を実現しつつ、適切な担保の下で取捨選択がスムーズに出来るような仕組みが出来れば、今まで埋もれていた名作だって発掘できるかもしれないし、企画が無理なら無理ってことが、公正な理由と過程の下でオープンになれば、その作品を待っていたユーザーだって納得でき、更に製作が過大なリスクを負うことも、中間業者にピンハネされる(?)ことだってなくなります。

それを実現できるのがネットだと思ってるんですけど、どうなんでしょう。

……てか、既に考えてる人絶対いるだろうな。

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